

アトピー性皮膚炎の「アトピー(atopy)」は、ギリシャ語の「a-(否定)」と「topos(場所)」を組み合わせた「奇妙な」「特異な」「場所が定まらない」という意味の言葉が由来しています。
この言葉はアメリカの医学者コカとクックによって、遺伝的にアレルギー反応を起こしやすい体質を指す言葉として提唱されました。
アトピー素因を持つ人に見られる慢性的な湿疹を「アトピー性皮膚炎」と呼ぶように日本でも名称が定着しました。
アトピー性皮膚炎は、かゆみを伴う湿疹が慢性的に増悪と寛解を繰り返す疾患で、アトピーの方はアトピー素因(家族歴や既往歴、IgE抗体を産生しやすい素因)を持つとされています。
年齢や生活環境で症状の現れ方や場所も異なります。
・乳児期→顔面や頭部にじくじくした湿疹が出やすい
・幼少期→肘や膝、鼠径部など関節部に湿疹が出やすい
・思春期・成人→顔や首、お腹、背中など上半身に湿疹が出やすい
アトピー性皮膚炎の発症には、皮膚のバリア機能の低下やアレルギー反応、ストレス、生活環境など複数の要因が複雑に絡み合っています。
一般的なアトピーの治療は、外用薬、スキンケア、内服療法、注射、紫外線療法、食事療法などがあり、症状や重症度に応じて選択されます。
・外用薬:保湿剤を用いて皮膚の乾燥を防ぎ、バリア機能を高めます。
・内服療法:免疫調整薬を使用することもあります。
・注射:生物的製剤を使用することもあります。
・紫外線療法:ナローバンドUVB療法などが行われることがあります。
・食事療法:添加物、糖質、脂質を一切断ち切る食事を数か月続けます。
アトピーはマンションなどの住環境や5Gなどの電磁波の問題、食品添加物、心理的ストレスなどのケアも重要です。
外用薬やスキンケアだけではなく、生活習慣の見直しも必須です。
横浜市立大学|アトピー性皮膚炎・原因と診断、治療について
埼玉県皮膚科医会|アトピー性皮膚炎
メディカルドック|アトピー性皮膚炎の症状や治療法
特定非営利活動法人日本アトピー協会
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